2020年3月8日日曜日

さようなら、新潮社フォーサイト

1990年代から新潮社の「フォーサイト」を購読してきましたが、先日、解約しました。

「フォーサイト」は国際情勢や日本の政治・経済情勢を中心に取り扱う会員制の月刊誌として創刊されました。一冊あたり新書二冊分程度と限られた分量ながら、重要な話題は遺漏なく抑えつつ、アメリカ同時多発テロが発生する前からアルカイダに関する記事を掲載するなど、情報の取捨選択や分析に独自の強みがありました。

しかしながら雑誌衰退の流れには逆らえず、2010年に紙媒体としては休刊。その後、有料の Web メディアとして再開され、編集長交代を経て今に至ります。

紙媒体の頃は、新聞を毎日読むよりも「フォーサイト」を月に一冊読んだ方が質の高い情報を得られた程ですが、最近は内容の信憑性や分析に疑問を感じる記事が散見されるようになりました。
私は国際関係や経済は専門ではないので、記事に疑問を感じても、それが私の認識不足によるものか記事がおかしいのか自信を持って判断できないこともありましたが、暗号通貨や新型コロナウィルスなど、私が正否を検証可能な記事で明らかに誤った記述が複数確認されたため、解約することにしました。

雑誌は執筆陣や編集部の入れ替わりもあるので、たとえ同じ出版社・誌名の下で刊行されていても、時代を超えて同じ価値を提供し続けるのは難しいのでしょうね。

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