- 入国後1年間は、日本の運転免許証と合わせて法定翻訳を持ち歩くことで自動車を運転可能です。(職業ドライバーは除く)
- 入国後1年以内に所定の手続きを行うことで、学科、技能試験免除でスイスの運転免許に書き換えられます。
法定翻訳は、在スイス日本大使館などで作成してもらえます。
スイスの運転免許取得方法は州毎に詳細が多少異なるようですが、チューリッヒ州の場合は次のとおりです。
- チューリッヒ州交通局 (Strassenverkehrsamt des Kantons Zürich) の Web ページから申請書をダウンロードし、必要項目を記入。パスポートサイズの写真を貼付。
- 記入済みの申請書と滞在許可証を持ってメガネ屋さんに行って視力検査を行い、検査結果を申請書に記入してもらう。予約不要で時間も10分もかかりません。費用はメガネ屋さんによって違うと思いますが、私の場合は 10 CHF でした。
- 申請書、滞在許可証、日本の運転免許証と法定翻訳を持ってチューリッヒ州交通局に行き、窓口に必要書類を提出。
- 問題がなければ一週間程度でスイスの運転免許証が郵送されてきます。料金は後払い。
チューリッヒ州交通局はトラム13号線の Strassenverkehrsamt 駅の目の前にあります。(Google Map で見る)
細かい注意事項
- スイス入国後に運転免許証の法定翻訳を取得するには、ある程度の時間がかかります。すぐに車を運転したい場合には、日本出国前に国際運転免許証を取得しておきましょう。厳密にはスイスでは国際運転免許証は効力がありませんが、実務上は日本の運転免許証の翻訳として取り扱ってもらえます。
- 日本で平成19年6月1日以前に普通免許を取得した場合、スイスでは中型免許に相当する C1 カテゴリの車を運転可能です。ただし C1 カテゴリの運転免許を取得・保持するには視力検査に加え定期的な身体検査が必要なので、面倒なら放棄できます。申請書右下の "Ich verzichte auf die Kategorie(n)" という欄に C1 と書いて署名。
- 運転免許証の書き換え処理中は、日本の運転免許証はチューリッヒ州交通局に預ける形になりますが、自動車の運転はしても構わないとのこと。警官に運転免許証の提示を求められた場合には、滞在許可証を示して運転免許証は書き換え処理中と伝えれば、警官はシステムに登録されている情報を確認可能だそうです。
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