2016年 スイス居住者のマイレージサービス選び

仕事やプライベートで飛行機に乗る機会がそれなりにあるので、航空会社の FFP (Frequent Flyer Program, マイレージサービス) は関心事。今年までは全日空 (ANA) の ANA マイレージクラブを利用してきましたが、スイスへの移住に伴い、来年から見直しを考えています。

ANA マイレージクラブは日本在住だと使い勝手が良いのですが、これで上級会員になるための条件として「ANA自社運航便で暦年に25,000ステータスマイルを獲得すること」というのが最近追加され、スイス在住で特に日本出張が多く見込まれるわけではない身には達成が難しくなりました。
具体的にどの程度のハードルかというと、毎年スイスから日本に2回ビジネスクラスで往復するか、エコノミークラス正規割引運賃だと3回往復する必要があります。

他社の FFP を調べたところ、仕事で頻繁に飛ぶ、それこそ隔月でビジネスクラスで米国やアジアに出張という状況なら、スイスインターナショナルエアラインズの Miles & More に入るのが良さそうです。なにしろチューリッヒ空港を拠点とする航空会社ですし。
しかし、そこまでは頻繁に飛ばない、あるいはエコノミークラスの利用も多いとなると Miles & More では上級会員 (Sanator, 年間100,000ステータスマイル必要) まで到達できないので、ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)の Mile & Smiles、エジプト航空の Egypt Air Plus、もしくはアシアナ航空の Asiana Club が現実的。

一時期、簡単にスターアライアンスゴールド資格が取れると話題になっていたエーゲ航空は、自社運航便を利用しない場合にはハードルが上がったようです。

Miles & Smiles
  • 上級会員資名: Elite
  • 初回条件: 1年間に40,000ステータスマイル
  • 有効期間: 2年間
  • 更新条件: 1年間25,000ステータスマイル、もしくは2年間で37,500ステータスマイル
  • 欧州発日本行ビジネスクラス特典航空券に必要なマイル: 90,000
Egypt Air Plus
  • 上級会員資格名: Golden
  • 初回条件: 30,000ステータスマイルを獲得するとSilverステータスとなり(期間制限なし)、その後、2年間で30,000ステータスマイルを獲得
  • 有効期間: 2年間
  • 更新条件: 2年間で30,000ステータスマイル
  • 欧州発日本行ビジネスクラス特典航空券に必要なマイル: 120,000
Asiana Club
  • 上級会員資格名: ダイヤモンド
  • 初回条件: 2年間に40,000ステータスマイル
  • 有効期間: 2年間
  • 更新条件: 2年間に40,000ステータスマイル
  • 欧州発日本行ビジネスクラス特典航空券に必要なマイル: 120,000

初回条件は Asiana Club が楽ですが、その後の資格維持や貯めたマイルを特典航空券に変えることを考えると Miles & Smiles が良さそうです。

資格維持に関して、数字だけ見ると Asiana Club が2年間で40,000に対して Mile & Smiles が2年間に37,500と大差ないように見えますが、同じ航空券で比較すると Asiana Club はマイルの加算レートがやや悪いので、実際には差が開きます。
たとえばスイスインターナショナルエアラインズのビジネスクラス正規割引運賃だとトルコ航空・エジプト航空は運行距離の150% 積算されるに対して、アシアナ航空は 125% 積算。安めのエコノミークラス正規割引運賃だと 75% 対 50% となり、それぞれ 25% 差がつきます。

また、トルコ航空はスターアライアンス各社の上級会員資格からのステータスマッチが可能らしいので、ANA ダイアモンドメンバーからのステータスマッチを申し込んでみようと思います。普通は共食いになるのを避けるため、同一アライアンスからのステータスマッチは認めないのですが、良いんですかね。

このブログの人気の投稿

スイスの所得税・住民税

スイスの医療保険 (1)

BMW 320d Touring xDrive 納車3ヶ月